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二次診療について
当院で治療が難しい症状に関しましては、専門的な知識・技術をお持ちの獣医師や、専門の病院をご紹介させていただきます。大切なペットのために最善の方法を、飼い主さまとご相談しながら、ご提案いたします。
子犬や子猫の社会化の大切さ
子犬は、社会化期にあたる生後3~4ヶ月までに、色々なことを吸収し、この時期受けた刺激が将来に多大な影響を与えることが知られています。この時期にいい経験をたくさんさせてあげることで将来の様々な環境への適応力が身につき、飼い主さまとの良好な関係を築く礎となります。
そんな大事な時期の子犬たちについて、生活の中で気になることやお悩みなどがございましたら、お気軽にご相談ください。
また、子猫の飼い主さまに向けても、環境に慣らしていくことと同時に、伝染する病気のチェックも含めて、健康チェックを行うことをおすすめしています。これから子猫を迎える予定のある飼い主さまも一度当院までご相談いただければと思います。
ペットのこれからの健康を考えています
予防はどんな薬にも勝ります
病気においては、どんな薬も予防には勝てません。まずは病気にかからないように予防をすることが1番大切です。
そのためには予防注射や定期的な健康診断、血液検査などが効果的です。
次に大切なことは、病気を初期段階で発見することです。定期的な健康診断を意識的に行うことで病気の早期発見につながりますので、飼い主さまには1年に1回の血液検査をおすすめしています。
また、慢性的な病気であれば、生活のレベルを維持しながら病気とうまく付き合っていけるように、治療を進めていくことが大事です。その積み重ねが、大切なペットたちとの生活を長く続けられることへとつながります。
避妊・去勢手術が将来の病気予防につながります
避妊・去勢手術を行うことにより、発情に関する問題の解決や、将来の病気の予防などにつながります。ホルモン系の病気には、オスの場合は前立腺の病気、メスの場合は卵巣や子宮の病気や乳がんなどがあり、避妊・去勢手術を行うことで予防できるものもあります。成長期の子犬の頃(生後6ヶ月くらい)に手術を行うのが良いのかなど、ご相談のみでも受け付けていますので気軽にお立ち寄りください。
認知症について、気になったらすぐご相談ください
ワンちゃんやネコちゃんの寿命が延びてきていることから、認知症になるペットたちも増えており、13、4歳以上になってくると認知症の症状が出てくる子がいます。一般的には、夜泣き・昼夜逆転・徘徊など、人間と同じような症状が見られます。認知症の治療には、不飽和脂肪酸のサプリメントを使用しており、早い段階であれば症状が緩和されることもあります。認知症は急になるものではなくじわじわと症状が出てくるため、夜鳴きをする・同じ場所をぐるぐる回る・トイレを失敗するなど、いつもと様子が違うところがありましたら、早めに当院までご相談ください。
認知症は完全に治るものではありませんので、飼い主さまへの負担軽減も含めて、長く付き合っていく方法を考えることが大切です。